アメリカ発のコミックと言えばDCコミックスとマーベルコミックスが世界的に有名です。映画製作会社のタイアップによりハリウッド映画としても成功している両コミック作品ですが、特にDCコミックスのヒーローはカジノスロットに登場していた時期もありました。 オンラインカジノ入門2020では、オンラインスロットについてさらに学ぶことができます。 ここでは、大人気アメコミ2社の軌跡をご紹介します。
ディズニー傘下で世界に旋風を起こしたマーベルコミックス
圧倒的人気を誇るマーベルコミックスは、1939年に社長マーティン・グッドマンと、その甥のスタン・リー(なんと当時まだ10代!)を編集長に、「タイムリー・コミックス」という名称で発足しました。1957年に現在の「マーベル・コミックス」に改名され、1982年には日本を代表する漫画「AKIRA」の原版を反転してカラー出版したことによって、日本でも多くの人に知られるようになりました。1980年代後半から経営が悪化し、無念にも1997年に倒産してしまいます。2009年にウォルト・ディズニー・カンパニーによって買収され、現在に至ります。主な代表作は、特殊な蜘蛛に刺されたことをきっかけに能力に目覚める「スパイダーマン」、ミュータント人間がたくさん登場する近未来コミック「Xメン」、イケメン&セクシーな俳優で実写映画化された「ファンタスティック・フォー」、実写映画が大人気となりシリーズ2も公開された「アイアンマン」、神話と人間界が交差する異世界を描いた「マイティ・ソー」、乗り物が巨大ロボットに変身する「トランスフォーマー」など、ほとんどの人が知っている作品ばかりです。ディズニー買収後にハリウッドブロックバスター映画として再復帰したことから、マーベルコミックに世界的注目が集まるようになったのは、昔からのファンにとっては皮肉だったことでしょう。
人物描写に長けたDCコミックス作品
DCコミックスの前身であるナショナル・アライド出版社が1934年に設立されてから、「New Fun」や「More Fun」、1983年まで続いた「Adventure Comics」など、数多くのコミック連載に特化した雑誌を出版しています。1930年代から1950年代の黄金時代には、スーパーマンをはじめ、バッドマンやワンダーウーマンなどのヒーロー達が誕生します。1969年にはワーナーブラザーズの子会社となり、1970年にマーベルコミック社からアーティストのジャック・カービーが脱退すると、DC社は彼とすぐに契約して、のちのスーパーマンシリーズに登場するキャラクターなどを手掛けます。2005年にはワーナーブラザーズが待望の新しいバッドマンシリーズとなる「バッドマン・ビギンズ」を製作し、続く「ダークナイト」と「ダークナイトライジング」の3部作は記録的大ヒットに。2019年には悪役ジョーカーを主人公にした「ジョーカー」が公開され、アカデミー賞にも最多ノミネートされます。バッドマンシリーズはDCコミックスで最も成功した実写映画となりました。
DCコミックスの新たな試みDC Extended Universe
シェアードユニバースという単語をご存知ですか?Webの普及によって時間や距離を越えて世界が密接に接続できるようになったことから、小説や映画の世界でもジャンルや時代に関係なく、複数の作品がひとつの世界設定や登場人物をシャアして創り出される空間が誕生しました。DCコミックもDUエクステンデッド・ユニバース(DCEU)と称してシェアードユニバースに積極的に参加しています。特に有名なのが、2013年に公開された「マン・オブ・スティール」です。タイトルだけでは分かりにくいですが、DCコミックの代表作スーパーマンの物語です。スーパーマンは幾度となく実写映画化されていますが、シェアードユニバースとして今までのスーパーマン・バッドマンに関連のない新たなヒーローとして再誕生させるのが目的でした。2016年には「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」の公開、続く2017年にはヒット作となった「ワンダー・ウーマン」と、DCコミックに登場する全ヒーローが集結する「ジャスティス・リーグ」が公開され、まさにDCコミックの当たり年となりました。2021年には「バッドマン」の新シリーズ公開が予定され、ますます目が離せないDCコミックス発のDCEU映画です!